生徒さんの親と話していて、ふと聞いてみました。
「どうしてうちの算数クラスに、
お子さんを通わせようって思ったんですか?」
その保護者さんからの返事はこうでした。
「算数の成績を上げて欲しいとか、教えて欲しいとか、そういう事では無かったんです」
「探していたのは、教えてくれるだけの人ではなく、育ててくれる人。そうしたらここしかないなって思って」
その生徒さんの成績は、控えめに言っても凄く良いです。
親御さんは意識も高く、教養高い方。
そんな方が教室や私をそう見てくれていたなんて
思ってもいませんでした。
教えると、育てる。
「教育」と単語では一体になっているけれど、
文字と文字の間には隔たりがあるのかもしれない…。
何が本当に大切で、何が本当に必要なのか。
そして何が不要なのか…。
また自分の中で整理する項目ができました。