新中学3年生のみなさんは初めての受験・・・
生徒さんはもちろん、親も緊張しますよね。
ということで、入試対策をしなくては!!
という感じですが、実際のところどうなのかなと思って調べてみました。
まずは入試の配点です。
※参考:https://www.sinro.or.jp/index.php
選抜方法などによって微妙に違う場合もありますが、
基本はこれによって選抜されます。
これを見ると、
①調査書=通知表
②学力検査=当日の試験
これらが半分ずつになっているのが分かります。
ということは、入試対策ももちろんですが、
普段の授業や定期テスト対策も大切なことがわかると思います。
特に注目していただきたいのが副教科です。
調査書の成績を7.5倍したものです。
主要教科は4倍なので、ウエイトが大きくなっているのが分かると思います。
副教科は普段の授業態度が成績を左右するので、
真面目に受ける!これが大切だと思います。
主要教科についても同じことが言えます。
提出物、また積極的に発表するなど・・・
普段の授業態度もしっかり評価されます。
逆に言えば、普通に、真面目に取り組んでいれば、
合格に向けて入試当日までに半分以上の点数が取れている状態、ということです。
ちなみに、内申書っていつの評価なの??ということ・・・
29年度の要綱を読むとこう書いてあります。
第3学年の評定は、平成 29 年1月以降において、第1、第2学期の成績を十分参考
にして行う。この場合、生徒全員について、教科ごとに、5段階とする。
※参考:http://www.hyogo-c.ed.jp/~koko-bo/H29senbatu/H29senbatsuyoukou.pdf
なんと、1学期の成績もしっかり反映されるとのこと!
ということは、4月からはすでに受験が始まっている、ということですね。
某塾の予測によると29年度はこんな感じでボーダーラインを出していたようです。
335点 洲本高校
275点 淡路三原高校
270点 津名高校
220点 淡路高校
例えば、洲本高校志望の場合・・・
主要教科オール4=80点
副教科 オール3=90点
これだと合計170点。
ラインまでは335−170=165点。
平均割りすると・・・66%を当日入試で取る必要があります。
これは・・・数学に関していうとかなりキツイです。
これが
主要教科オール4=80点
副教科 オール4=120点
副教科を頑張れば30点の加算になります。
こうすると、平均54%の得点率で良くなり、
当日の入試はかなり落ち着いて受けられますね。
参考にしていただければ幸いです。
次は数学の入試問題についても触れてみたいと思います。
苦手な方はどこを得点源にしていくか・・・その辺りです。