現在教えているのは小学4年生〜中学3年生。
教えている内容は違いますが、
躓き方は実は似ていたりします。
①頭で考えてしまう。
え?そりゃそうでしょ!って感じですが、
問題文を見つめ・・・
白紙のノートを見つめ・・・
唸っている状態です。
前にも後ろにも動けません。
②いきなり式を作ろうとする。
答えを見ると、式があって、答えがあります。
このやり方が正解なんだ!
式以外のことを書いちゃダメなんだ!
・・・っていう思い込みです。
③計算式の文字が小さい、計算後に消す。
筆算などが必要なとき、
ノートの端っこに計算式を書き、
そして計算後は消してしまいます。
最後の最後に・・・残念なことが発生しがちです。
学年や年齢が違っていても、
これらのことは共通して間違いの元になっています。
じゃあ、どうすればいいの?
意外と単純なことで解決することがあります。
①図や絵を描いてみよう!
問題文を図や絵にしてみましょう。
文字ではイメージできなかったことが、
ビジュアルに変化させるだけで見えてくるものがあります。
これは、仕事でも同じ。
文章がダラダラと書いてあると分かりにくいけど、
マトリックスでまとめたり、
相関図を書いたりすると見えてくることってありませんか?
この力は算数でも鍛えられるんです。
②絵の中に数字を書き込んでみよう!
絵や図を書いたら、
そこに数字(文字)を書き込んでみましょう。
それが式の元ネタになったりします。
問題にある数字が絵に落とし込めれば、
式ができるのはもうすぐです。
③計算式は大きく。残しておこう!
計算式は大きく書くことをオススメします。
特に小学生はマス目ノートを使っていると思うので、
マス目に沿って大きく書きましょう。
小さく書いて計算ミスするのはとってももったいない!
計算後も消さずに残しておくことで、
どういうミスをするのかが分かります。
仕事でも同じ。
小さくメモして無くしたり、
何て書いてあるか分からなくなってミスの元に・・・。
まとめ。
算数、数学は数字を並べるというイメージがありますが、
文章理解力であったり、
それをビジュアル化する作業だったり、
そんな力が必要になります。
そして、この力は社会人になっても応用できます。
難解に思えるものを分解する力。
ビジュアル的に工夫し伝える力。
そんな力になります。
いいかも、と思っていただければ幸いです。