後天的に身につけた小さな技術として、
・待つ
・聞く
というものがあります。
コミュニケションの一つですが、
これを意識的に身につけた期間がありました。
人は他人と会話をしている、と思っていますが、
実際のところ多くあるのが、
それぞれが言いたいことを言っているだけ。
という場面によく出くわします。
それぞれ言いたいことを言って、平行線で終わる。
言葉のキャッチボールではなく、
言葉の投げ合いをしている状態・・・。
雑談ならそれでもいいのだけれど、
仕事であったり、方向性や結論を出す必要があるときに途端に困る。
もしくは、言い合いになったり、上下関係があれば恫喝、萎縮が発生する。
何れにしてもストレスフルな状況。
相手は自分のことを分かってくれない。
理解力が全然ない。
自分のことは棚に上げて他人のせいにしてしまう。
しかし、これは
・待つこと
・聞くこと
この技術があればある程度防げると思います。
そして、これは意識すればできるものです。
もっというとトレーニングすることで上達するものです。
またこの2つを統合したものは、
・促すこと
でもあります。
なんだそんなこと・・・
と感じる方も多いと思います。
でも、これをしっかりと、染み込むまで
身につけている人はごく少数だと思います。
人に教える立場の方ほど、身につけておくと良い技術だと思います。
仕事が誰かに向かって一方的に話すこと(だと思い込んでいる)が多いと、
陥りやすい罠・・・実際は、逆、です!!